9Nov

自信って何から生まれるんでしょうか?
コーチングをしていると「自分自身に自信が持てない、だからこのままでは今の職場に居られない」という悩みを抱えているクライアントによく会います。
先輩方を見ていると自分の技量が足りてなくて、迷惑をかけているんじゃないかとか、技量が足りないことを責められるから自分はだめなんじゃないかとか、そのあたりの理由が多いです。
「そもそもあなたは、何を実現したくてその職についているのですか?」との問いに対して、不思議なことに「お金のため・生活のため」という人は自信が持てないとは言わない人が多いような気がします。そのような人たちからはがむしゃらさが伝わってきます。
逆に答えに窮する人は、自信がないという人が多いです。
このことから考えると理由はなんであれ、「目的」がはっきりしていて、その目的に向かっている実感があるかないかが自信の有無に左右しているのでしょう。
自信を持ちたいのであれば、そもそもの目的をはっきりして、どんな小さなことでもよいので目的に向かって「できたこと」を一つずつ振り返ってみましょう。
目的に向かってできたのです。それを素直に喜びましょう。
この素直に喜ぶことが自信を持つうえで大切だと私は思います。
「すでにほかの人ができていることができるようになっただけだから、当たり前でしょ」
いやそうではないです。あなたができるようになったのですよ。
自信がなかったクライアントさんの言葉
「もう自分が必要ない人材なんて思わないようにすることを誓います。だって昨日よりできるようになっているんですから」
もう私は涙目でした。コーチ冥利につきますね。
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