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マネジメントで幸せを呼び込むパワースポットになろう

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昨日、PMI日本支部主催のフリーセミナーに行ってきました。
PMI日本支部の理事でもある中嶋秀隆氏の講演の中で、ご自身の著書「再起する力」でも書かれている「再起力」について話されていました。再起力とは、厳しい現実にぶつかった時、それを乗り越え、さらなる成長に結びつける力のことです。

私が初めてこの再起力という言葉を聞いたのは、2011年5月号のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューでした。それ以来、すっかり忘れていた(?)のですが、自分の仕事であるコーチという職は、人々にこの再起力を起こさせるのも一つの仕事なのだなと再認識しました。

2011年5月号のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューでは、この再起力をもった人の能力の共通点として、次の3点をあげています。

  1.現実を直視する能力
      現実を受け止め、向き合う強さ
   2.現在の状況に意味を見出す能力
       困難な状況下においでも、人生に意味を見出すことができる価値観と信念
  3.手近にあるもので間に合わせる能力
      どのような状況でも、手元の材料をもとに可能性を見出せる想像力

再起力があると、厳しい現実を自分の人生に必然として起こったことだと認識して、自分の価値観や信念と照らし合わせます。さらに自分が持ち合わせている材料(能力、環境、人脈、資産など)から解決への糸口を見つけ、解決に向けて動きます。自分の価値観や信念に沿っているのでやらされ感覚ではなく、何かを得て成長しようと活き活きと行動しています。

再起力は人がもともと持っている力なのですが、忘れられていることが多いのです。例えば、赤ちゃんはお腹がすいた時、自分の判断で自分の持っている声を最大限に出して周りに活き活きとアピールし、空腹を満たす行動を起こします。
しかし、大人になるにつれ、言われたことを確実にこなすことが求められることで創造力を発揮する場が少なくなり、確実にこなして周りから認められようとして自分の価値観や信念を見失ってしまいます。その結果、今自分が対応できる範囲の事実を超えた厳しい状況にぶつかった場合、反射的に周りを攻撃したり、その状況を避けたり、自分が犠牲者だと受け止めたり、自分が行った行動を悔いたりと現実を直視することができなくなります。その上で厳しい状況にいやいや対処するわけですから、フラストレーションが溜まってしまいます。

コーチングのコーチは、クライアント自らが起きている現実と向き合って、本来クライアントが持っている、ありのままの自分の価値観や信念を再確認し、クライアント自ら手元の材料をもとに可能性を見つけ出すための応援をします。クライアントはコーチングの中で自ら再起力を思い出し、身に付けていきます。

クライアントが自分の再起力で立ち上がっていく応援をすることは、コーチの仕事の一つです。私にとって立ち上がってゆくクライアントの姿が見られる瞬間は、なにものにも代えがたい幸せを感じるのです。

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