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心配と気遣いの違いってわかりますか?
辞書で引くと
   心配 :(1)何か起きはしないかと、気にかけること。不安がること。気がかり。
                (2)心を配って骨を折ること。いろいろと世話をすること。
   気遣い:(1)気をつかうこと。心づかい。配慮。
                (2)好ましくないことが起こるのではないかという心配。おそれ。懸念。

よくわからないかも知れませんが、心配は自分が行動の主体で、気遣いは相手が行動の主体なのです。

心配の二つめの意味で、相手に対して何かしているように見えます。
しかし、相手の世話をするという行動の発端は、自分が相手に対して不安を感じることから始まります。ですので、自分が行動の主体となります。
一方、気遣いの二つめの意味では、自分が勝手に相手の心配をしているので自分が主体のように見えます。が、心配はしていても自分自身は何も行動は起さず、相手の対応を見ている状態ですので、相手が行動の主体となります。

心配は相手から信頼されない

心配は、相手からは感謝はされるものの、信頼を得られない可能性があります。なぜならば、相手ができると思っていることでさえ奪ってしまうことがあるし、人がもともと持っている成長したいという思いの妨害をすることもあります。相手は心配して手をかけてくれたことには感謝しますが、信頼してもらっていないという不満も持ってしまいます。

気遣いは相手を成長させる

気遣いは、相手の行動を制限することはありません。制限するどころか、行動しやすいように環境を整えたりします。相手は環境を整えてくれたという感謝に加え、信頼されているという安心感を持ちます。必要ならば相談も持ちかけてくる信頼関係も築けるでしょう。

気遣いする文化

チーム(組織、プロジェクト、グループ、家庭など)でお互いに気遣いをする文化を作り上げると、自然と関係はよくなり、チーム全体が強くなっていきます。

例えば、仕事量が多いメンバーがいた場合、・声をかけて手伝えることがないかと聞くようにします。(仕事を渡しやすい環境を作る)
声をかけられたメンバーは、お願いする仕事の説明に多くの時間を割かれ、かえって仕事量が増えてしまうケースは仕方ないにせよ、可能な限り一つでもよいから仕事をお願いする。ここで声をかけられたメンバーが、渡せる仕事があるにも関わらず遠慮してしまうことは、相手を信頼していないともとられかねないことをチーム内の全員の共通認識にしておくとよいでしょう。

気遣いする文化が根付けば、少しでも手が空いているメンバーが自分に何かできることはないかと探すようになったり、他の人でもできる仕事のプライオリティーを下げ、いつでも渡せる状態にしたりすることも生まれてきます。

マネジャーとしてできること

マネジャーは、こうした文化が根付くよう常に
    「○○のために私たちとして何ができるでしょう?」
    「私たちの行動が相手に何をもたらすでしょう?」
という問いを投げかけ、メンバー全員で対話する機会を作っていくことです。

気遣いできるチームは、心配して骨を折るよりチームよりも、ずっと楽なチームが出来上がると思いませんか?

 

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