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思い込みその2:
   プロマネは、常に開発現場にいなければならないと思っている

プロマネがいないとプロジェクトが滞ってしまいます。
だから、プロマネはいつも元気で明るく健康でなければいけません!

んじゃ、思い込みじゃない?
いや、開発現場にずっといなければプロジェクトが止まるという思い込みです。
その状態でいつも元気で明るく健康の状態が続けられればよいですが、いつも動いてなければ死んじゃうマグロのような人以外は疲れてしまいますよね。

なぜ開発現場にいないといけないと思っているのか?
1. 顧客からの問い合わせに答えるため
2. メンバーの質問に答えるため
3. 顧客・メンバーの手前、なんとなく

顧客からプロマネへの問い合わせにはどんなものがあるかといえば
① プロジェクト状況に関すること
② 契約に関すること
③ 仕様に関すること

最も多いのは①でしょう。これはプロマネが答えるべき内容です。
しかし、通常プロジェクト状況報告を的確にしていたり、可視化ができていたりすれば、あまり問い合わせが発生するものではないはずですし、必ずしも開発現場にいる必要もないでしょう。

②は契約のタイミングだけしか発生しないので、開発現場にいなければということはありません。

③は前回話した通り、仕様を把握しているメンバーに答えてもらえばいい。一度答えてもらえば、次からはそのメンバーに問い合わせがいくようになる。ただし、仕様変更のようにプロジェクト計画に影響するような問い合わせに対しては、即答しないようメンバーと意識合わせしておくことは必要です。

となると、顧客からの問い合わせに答えるために常に開発現場にいる理由はありません。

メンバーの質問に答えるために開発現場にいるというのはどうでしょう?
これも質問の回答をできる人に答えてもらえばいい。
回答できる人がいないのであれば、外部に聞ける体制を整えるようにするだけです。
プロマネが答えられるのはプロジェクトの状況で、即答しなければプロジェクトが止まるということはないので常に開発現場にいる理由はありません。

最後に顧客・メンバーの手前、なんとなく開発現場にいるのはどうでしょう?
これって前回出したプロマネの役割に対して、なんか効果があるものでしょうか?
かえって
プロジェクトに深く入りすぎて、冷静に全体を見る余裕がなくなり、プロマネの本来の役割が果たせなくなるという逆効果
はある気がしますが。

もし顧客や自社があなたにそれを求めているのであれば、プロジェクトの開発チームリーダとして開発現場に入り、別のプロマネを立てるべきでしょう。
あくまで私の経験上といくつかのプロジェクトを見ている限りは、プロマネは必要な時以外は開発現場から離れたほうが冷静なマネジメントができ、うまくいくように思います。
ただ、本当に必要な時に離れていると絶対に失敗しますけどね。

じゃ、本当に必要な時って?これは別の機会に話しましょう。

今日の覚書:
  プロマネは、役割に集中し、いつも元気で明るく健康でなければならない
  そのため、あえて現場から離れ、冷静になることも必要


さあ、明日は思い切って定時で帰ってみましょう。何が起こるでしょう?

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