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マネジメントで幸せを呼び込むパワースポットになろう

思い込みその1:
プロマネは、業務仕様・システム仕様を含めてすべて把握すべきだ

そもそもプロマネの役割は、
「プロジェクトを計画どおりの納期・コスト・品質で完了できるよう、
監視・コントロールすること」

ですよね。

業務仕様やシステム仕様をすべて把握することが、この役割を遂行する上で
どの程度役に立ちますか?

強いて言えば品質なのですが、プロマネは品質が計画どおりに出来上がっているか監視し、計画通りでない場合にコントロールするのが役割です。
例えば、一つの設計書のレビューの指摘数が他の設計書よりもかけ離れて多かった場合、その原因を明確にし、対策するよう指示します。この時でも仕様内容は関係ありません。

プロジェクトでは仕様が決まらないなどの課題が出てきます。
この場合は課題の解決の状況がどうなっているのか(誰が現在の担当で、いつまでに解決予定か、いつが期限かなど)を把握することは重要ですが、仕様に関する課題の中身までを詳しく知る必要はありません。それは直接担当者に聞けば済むことですし、曖昧に把握したらかえって混乱を招くことになりかねません。

まったく仕様を知らなくてもよいのかというとそうではありません。
少なくとも顧客と会話できる程度の仕様知識は持っていたほうがよいですし、プロジェクトを計画どおり進めにあたり、リスクを感じ取れるぐらいの仕様に対する知識はあったほうがよいと思います。ゆえに「XX系のプロマネ経験がある人」と募集されます。
とは言え、顧客と話す時には仕様知識を持ったメンバーと行けばよいですし、リスクもメンバー全員で常に話し合い出すものだから、絶対把握しなくちゃならないことはありません。プロジェクトを進めていくうちに徐々に仕様は把握できていくでしょう。

トラブルプロジェクトの要因の一つに、プロマネが仕様把握に奔走するあまり、本来の役割を果たせなくなる状況に陥っていることがあります。役割を忘れてはいけません。
また、プロジェクトに関わる人たちも、プロマネをこの状態に陥らせないようすることが肝心ですが、これはまたの機会にします。

今日の覚書:
 プロマネは役割を完遂するために必要となる仕様把握に努めればよい
 プロマネはメンバーを頼りましょう


さぁ、プロマネの役割をしっかり肝に据えましょう~

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