17Jan
私がITの開発現場の人たちに聞くと、プロジェクト・マネジャー(プロマネ)の仕事は大変でつらそうだから自分はプロマネにはなりたくない、という言葉をよく耳にします。
その理由として
・プロジェクトのことは、業務仕様・システム仕様も含めて全部知っていなければいけない
・すぐに顧客やメンバーに呼ばれるから帰れない、休めない、寝られない
・顧客から厳しい追求を受ける
・自社の管理職から呼ばれ、責められる
などなど、既にプロマネをしていて共感できる方も多いのでは?
当然私もいくつか経験しましたし、確かにプロマネは大変な仕事です。
当然、もともと技術志向でマネジメント興味ないっていう人もいます。
そういう方は別として、総じてなりたくない理由は、
「プロジェクト・マネジャーは孤独で、責任がすべてかかってくるから」
と言えると思います。
この孤独の状況を作ってしまうにはいくつかの原因があるんですね。
前述のなりたくない理由の現象に当てはめてみると
1. プロマネは、業務仕様・システム仕様をすべて把握しなければならないと思っている
2. プロマネは、常に現場にいなければならないと思っている。
3. プロマネは、顧客からの厳しい追求に自力で対応しなければならないと思っている
4. プロマネは、自社の管理職は非協力的だと思っている
って、孤独を作っている原因はプロマネの思い込みのように書いています。実際には、プロマネだけではなく、周りの人の思い込みにも起因したりします。
とりあえず周りは置いといて、プロマネの思い込みを解くために数回にわけて考えていきます。
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